田口麗斗



巨人の若き左ピッチャーで、今シーズンは10勝をマークした。



田口はなぜ躍進できたのか??



データから迫っていきたい。


田口の球種


田口の球種はストレートとスライダー


そして、チェンジアップが主だ。



遅めのカーブっぽいスライダーもあるが、スライダーとしてカウントするとすると、球種は3種類ほど。


それ以外の球種は持っているのかもしれないが、試合で見つけるのがほとんど困難だと思っていいぐらい投げない。


ほとんどこの3つの球種で、2016年シーズンを抑え込んできた。


この3つで、2桁勝利、防御率2.72を成し遂げた。


見事である。


では、なぜこの3つの変化球だけで抑えきることが出来たのだろうか?



勝てた要因はコントロール!スライダーを内外に投げ分けた田口


今年1年田口が活躍できた一番大きな要因はコントロールだろう。


特に、スライダーを右打者の内側、外側に投げ分ける技術が優れていた。


右打者のインコースに曲がるスライダーで、ファールや空振りを取り、右打者外のボールゾーンから、ストライクに曲がるスライダーで、見逃しのストライクを取る。


スライダーだけでも、ストライクを取れる引き出しが2つあるのだ。


コントロールがいいからこそできる技である。


それに加えて、ストレートもコントロールがいいし、そこにチェンジアップをたまに投げることで、投球に緩急を生んでいる。


ストライクが取れる引き出し、数多くのストライクの取り方を知っている田口の躍進は当然だったと言える。


しかし、コントロールだけではない。


現地で田口を見た時、もう1つ驚いたことがあった


田口のストレートのキレにびっくりした!!


田口が投げている試合を今シーズンは3試合ほど見に行った。


見にくい角度から、見ている時はあまり何も感じなかったが、外野バックスクリーンの横ぐらいの席から、田口のボールにびっくりした。


ストレートが浮き上がるような感覚が100メートル以上離れたところからも、確認できたのだ。


プロの1軍のピッチャーはみんなそうと言えば、そうなのだが、田口のストレートは綺麗に浮き上がっているように見えた。


これは現地で見なければわからなかったことかもしれない。


テレビ中継よりも、断然よく見えた。


ピッチャーをアップにした画像じゃなかったのがよかったのだろうか??


スッと球が浮くような感覚。


それを見て取れた。


そんな田口の課題とは何だろうか??


向上心が招く、栄光と挫折を紹介する



田口の今後の課題と選択肢


・左打者にはよく打たれた


今シーズンは左打者の方が対戦成績が悪い


打率を比べると


対右.225
対左.294


となっている。


これは田口のように、スライダーを内外に投げ分けれるピッチャーに見られる。


田口の投球は右打者に対しては、先程も述べたように、インサイドとアウトサイドでストライクが取れるが、左打者に対しては、インサイドからスライダーを曲げて取ることはほとんどできない。


理由は左打者インサイドのスライダーは、ストライクゾーンに内から入っていき、リスクが大きいからだ。


打たれるリスクが一気に高まる。


なので、あまり使わないのだ。


まとめると・・・


右打者では内・外に投げ分けることが出来たスライダーを左打者には外にしか投げることが出来ない。


それにより、投球の選択肢が狭くなるため、対左打者の相性が悪くなる。



それが上記の被打率につながっている。


ということだ。


では、どうすればよいのか??


その方法は過去何人・何十人ものプロ野球選手が天国と地獄を見てきた鉄板というべき方法だ



・数年以内にシュート習得を提案される!それが上手くいくかいかないか。


田口のような投手には、シュート習得を提案されるか、自ら習得に取り組むことになるだろう。


あるいは練習段階のシュートの精度を更に挙げていく作業にとりかかるだろう。


早ければ、来年から習得に取り組むかもしれない。


これが上手くいけば、一段上のピッチャーになる。


左打者も、もっと抑えることが出来るはずだ。


だが、上手くいかなかったパターンが怖い。


上手くいかないパターンというのは、シュートを曲げようとして、体の開きが早くなり、その結果、今現在持っているコントロールやスライダー、ストレートのキレを失ってしまうことだ。


一旦キレを失ってしまうと、戻すのに時間がかかる。最悪の場合一生戻らないこともある。


シュート系習得で、上手く行ったのは山口鉄也だろう。


今やシュートをどんどん使っている。


反対に上手くいかなかったのは、元巨人の東野峻だろう。


阿部いわく「ツーシーム(シュート系)を覚えたら、スライダーのキレが悪くなった」


とのことだ。


田口もこの先、このシュートをどうするかの迫られることになりそうだ。


田口とその周りがどのような選択をするのかはわからないが、


私個人としては、2018年ごろに習得に向かっていってほしいと思っている!!!




















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