正捕手不在     
       
       
キャッチャー不在



そんな言葉よく聞きませんか??



近年言われるようになったこれらの言葉


   

では、なぜそのような言葉が聞かれるようになったのか??



それの検証と共に、少し前の世代のキャッチャーと現在のキャッチャーをいろんな角度から比較・分析していきたいと思います!!

  

・名キャッチャーと呼ばれた選手達


名キャッチャーと呼ばれた選手達が過去にはたくさんいました。


私が野球を見始めた1990年代後半以降でも、これだけのキャッチャーがいます。


古田敦也

里崎智也

谷繁元信

城島健司

阿部慎之助



さすがのメンバーです。


最近だけでも、これだけ名前が上がります。



もう少し前だと、伊東勤なども挙げられますね!!



このような名前を見ていくと、あることに気が付きました。




「みんな打てる」

   
そう。みんな打てるのです。


当然、守備がいいのは、キャッチャーとして当然ですが


それに加えて、打てるのです。


先ほど挙げた捕手の打撃成績(キャリアハイ)はというと


古田敦也 .340 11本 50打点(翌年には30本塁打を記録)
里崎智也 .303 10本 52打点
谷繁元信 .262 20本 70打点(打率3割も経験あり)
城島健司 .338 36本 91打点
阿部慎之助 .340 27本 104打点(40本塁打経験あり)



素晴らしい成績の数々です。


守備だけでなく、打撃もできる。


名捕手の条件は打てることにあり

   
僕はそう思います。

   
谷繁も現役最後の方は打てなくなってましたが、それまでは打てるキャッチャーでした。
   

守備力も当然いります。

   
でも、打てなきゃ名捕手になれない。

   
私はそう思っています


守備力だけではダメなのです



・現在の日本代表キャッチャー


嶋基宏
大野奨太
小林誠司



この3名が今の日本代表キャッチャー候補です。


他にも田村龍弘などが候補に挙がっていますが・・・
   

果たして、名キャッチャーと呼ばれる人はいるでしょうか??


現状では嶋が一番手だと思いますが、先程挙げた名捕手達のように、3割打てるキャッチャーはいません。


3人+田村の2016年打撃成績を比較してみましょう

嶋基宏   試80 .271 2本 17打点 
大野奨太 試109 .245 5本 35打点
小林誠司 試129 .204 4本 35打点
田村龍弘 試130 .256 2本 38打点


この中で、一番試合に出ているのが、田村龍弘

130試合に出場しています。

打率も.256 とこの中で、比較すると上々です。


打率だけで比較すると、嶋が一番です。

しかし、出場数が少なく、130試合ほど出場した時に、打率がどうなっていたのかは気になるところです。

打撃力も大事です。


大野奨太の打率はそこそこ。

しかし、この4人の中では一番ホームランを打っています。


小林誠司はこの中では、打率が最も低いです。

出場試合数は多いものの、この中だと少し分が悪いです。


いずれにしても!!


2割台前半~中盤ではなく、3割前後打てるキャッチャーが出てきてほしい。


そのように思います。


打率がそこそこ残せる。または、ホームランが打てる。


そんなキャッチャーを期待したいところです。


しかし、現状そのようなキャッチャーはいません。


では、なぜ打てるキャッチャーがいなくなったんでしょうか??

・打てるキャッチャー不足の理由

   

まずプロ野球的な理由としては、コンバートがあります。

   
キャッチャーだと、守備に不安がある。

   
または打撃にキャッチャー守備が影響を与える。

   
などといった理由で、外野やファースト等にコンバートされてしまうケースが多いのです。

   

結果的に打てるキャッチャーがいなくなってしまいます



そして、プロ野球外の理由。


それは


野球人口の減少+キャッチャーをやりたい人の減少

   
少年野球で、キャッチャーをやりたい。


こういう人はどれだけいるのかということです。


確かに、少年野球を見てると、キャッチャーはガタイの大きい人をとりあえずというパターンが多いです。

   

そして、キャッチャーを嫌々させられたガタイの大きい人は野球を辞めるか、中学以降、自ら他のポジションへ移ります。


これは非常に残念なことです。
   

なので、キャッチャー不足を解消するには

   
キャッチャーの魅力をどんどん伝えることが重要なのです


まずキャッチャーしたい!!
  

と思う少年達を増やす。
   

これが重要です。
   

キャッチャーにはボールが当たったら痛い。めんどくさそう。


などのネガティブなイメージがつきまとっています。



そんな中で、私は提言します



少年野球全ポジション宣言




これは簡単で、とりあえず全部のポジションをやってみてもらうということです。



「背が小さくて、ガタイがないから、キャッチャーには向いてない」



だから、キャッチャーはさせない。



なんていう考えは中学、高校からで、結構!!



少年野球では、全てのポジションを守って、経験したことのない野球の楽しさ・野球の多角的な見方を身につけてもらう。


   
それを期待したいです。

  
それでキャッチャーの楽しさに気づく人も、多少出てくると思います。


少年野球関係者様!
    
   
よろしくお願いします!!    
   










 




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