巨人にFA2選手が移籍してきました。


森福と山口です。


今回はこの2人が入ったことによって、巨人の投手陣がどのように変わるのかを検証していきたいと思います。



なお、山口、森福の成績は↓↓






の記事に過去5年分が載っています。



ご参照ください。


・山口俊の効果その1 先発ローテの強化

山口俊が加わるということは当然、先発ローテーションの候補が増えるということであり、先発の強化につながる。


現在予想される巨人の先発ローテーションは、菅野・田口・マイコラス


そして、今年ローテーションに加わっていた内海・大竹


復活を狙う杉内や高木・桜井・今村などの若手組


そして、吉川光・山口の移籍組だろう。


こう考えると、候補が10人ほどいることになる。


今年6人目が埋まらなかったことや、マイコラスがいない序盤戦に先発投手が苦労したことを考えると、かなり心強い。


内海や大竹は毎年活躍できるか微妙な状態になっているだけに、先発候補が増えることはプラスでしかないだろう。


・山口俊の効果その2 外国人枠の有効活用&マイコラス対策


日本人投手の頭数を有効活用することは非常に意義深いことである。


なぜなら、外国人枠を有効活用できるからだ。


もし、先発投手に外国人投手を2枠使うとすると、中継ぎと野手の外国人で合計2枠


心もとない。


あと、もう1つ考えないといけないのがマイコラス対策だ。


今シーズン前半マイコラスはほとんど登板しなかった。


来季もマイコラスが残留するとなると、今年の離脱の仕方からして、不安が残るのも事実だろう。


なので、もう1人先発用の外国人を取っておきたいところだったのだが、山口俊が巨人に来るのなら話が変わる。


先発用の外国人投手を取りに行く必要がなくなるのだ。


マイコラスが仮に離脱したとしても、菅野・田口・山口を中心にして、内海・大竹らが脇を固める構図が成り立つ。


よって、外国人補強も野手や中継ぎ投手補強に的を絞ることが出来る。


これは大きな利点だ。


正直、活躍するかわからない外国人を1人2人多く連れてるくるより、山口補強の方が利が大きい。


来シーズン、新しい野手や中継ぎの外国人が成功すれば、山口補強の隠れた功績と言っていいだろう。



・山口俊の効果その3 マシソン・澤村への負担軽減


山口の最大の長所はスタミナにあると思う。


長いイニング投げることができるスタミナ。これが長所だ。


先発投手の評価のしどころはたくさんある


勝ち数や防御率。まず真っ先にそのあたりが上がると思うが、一番評価されるところは


「投球イニングをどれだけ喰ったか」


ここが非常に大きい


仮に8勝8敗のピッチャーでも、160イニングほど投げていれば、絶大な戦力と言えるだろう。


規定投球回以上投げることは簡単ではないが、それぐらい投げるピッチャーがいてくれると、非常に助かる。


今シーズンが規定投球回以上投げた投手が菅野・田口の2人だった。


規定投球回以上、または規定投球回付近の先発投手が増えることで、リリーフ陣の負担が格段に減る。


今シーズンは特に序盤戦で、先発陣がコマ不足になり、リリーフ陣を使わざるを得ない場面が多くなってしまった。


その結果、田原・山口・マシソン・澤村の4人が60試合を超える登板をすることになってしまった。


中継ぎは登板数だけで測れるものではなく、登板するまでの準備も疲労に繋がる。


先発投手の早期交代によって、リリーフにしわ寄せが行き、投手陣のやりくりは非常に苦労することになった。


シーズン終盤の澤村の不調も、この疲労要素が大きく影響しているだろう。



・森福允彦の効果


これは言うまでもないことだが、左のリリーフが加わることによって、リリーフ力の強化。


そして、他のリリーフ陣の軽減につながる。


巨人の左投手は不足しているので、非常にいい補強だったのではないかと思う。


左ワンポイントでの起用。セットアッパーでの起用。


様々な起用が期待できる。


近年はリリーフ陣への負担が増してきているため、1枚でリリーフが増えることはこの上なく大きい。


森福はいい補強だったと思う



・今年の巨人のFA補強まとめ


今年の補強に関しては、山口と森福の補強がいいと思っていました。


なので、素晴らしい補強になったと思います。


陽がまだFA選手で残っていますが、獲得の必要はないと思っています。


この2人で十分です。



山口俊投手があまり必要ではないという意見も見られます。


確かに、先発としてきっちり活躍したのは今年だけと言っても言い過ぎではないでしょう。


2015年なんかは全然いい成績ではありません。


ただ、今年のドラフト1位で、先発投手を取れなかったこと。


先発の一角であるマイコラスへの不安要素


などを考えると、獲得は十分あり思います。



野手はポジションが1つしかありませんが、投手は先発6、中継ぎ6ほど人数が必要です。


人数がいればいるだけ強固になるのが投手陣だと思います。


野手とは違います。


投手の層は厚ければ厚いほどいい。


私はそう思います。



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